2012年5月25日金曜日

保育園から感謝状

ありがとうこざいました

先週、白糸さくらんぼ保育園(府中市)の開園のお祝いの席で、所長が感謝状をいただきました。
表彰状なんて何年ぶり? いえもしかして人生初かも。

思えばこの1年、よくぞ無事に完成に漕ぎ着けたものだと所長も感無量。
 
昨年3月の大震災で一時プロジェクトが止まったり、その後資材の調達に時間がかかったり。

それでも4月1日の入園は1日たりとも動かせないので、工事関係者が一致協力してなんとかその日を迎えることができました。

自画自賛じゃありませんが、白糸さくらんぼ保育園は素晴らしい環境です。
木のぬくもりが感じられる園舎もさることながら、子どもたちが泥んこになって遊べる保育とマクロビオティックな食事。

ちび山は、自分が3歳児だったら、是非ここに通いたかったです。

2012年5月15日火曜日

建築家と家を建てる その2


HPも見てね

所長より「ちび山くん、建築家と家を建てる話、その後どうなったの?」
と、やんわりとした催促が。

そうです、そうです大事な話ですからね。
と言うわけで、その2です。

前回は、建築家と家を建てるのはとってもエネルギーが必要で、さらに時間もお金もかかるという悪い話ばかりでした。
その2は、それを大いに挽回する話です。

まず知っていただきたいのは、建築家は設計するだけが仕事ではないと言うことです。
家づくりに関する、公平な立場にたって相談にのるコンシェルジュでもあるのです。
どうですか、頼りになりそうでしょうか。

ハウスメーカーも地元公務店にも、設計者はいます。
しかし彼らは、あくまで施工する会社の社員。
お客さま第一ではあっても、会社の利益も視野に入れています。

それに対して、設計事務所はお客さまが有利になるように、施工業者選びからスタートします。
設計と施工が分離していれば、図面を元に数社から見積もりを取ることで、施工費用も軽減できるのです。ここ、かなり重要です。

さらに現場の設計監理について。
設計図通りに工事が行われているか、定期的にチェックして現場監督に指示を出すのが監理者としての役割です。
手抜きはないか、不具合はないか。
これは設計と、同じくらい大切な仕事です。

なので当然のことながら、現場では常に煙たがられております。
なぜか事務所でも煙たがられております。

煙たがられても、設計者にとってはお施主さまが第一。
社員同士ではないので、第三者の立場で監理できるのです。
どうですか、頼りになりそうでしょ?

えっ、もうひと声ですか。
では、その3に続く。





2012年5月14日月曜日

スイーツ天国

先週は、浅香デザイン室としては異例中の異例な、スイーツパラダイスでした。

まずは、グラフィックデザイナーさんからお土産にいただいた大きなプリン。
広尾で人気のお店のもので、カラメルソースと生クリームが別添えです。
う~ん、美味しっ。


ハリボーくまグミとの比較の図

次に、北海道からのクール便がとどきました。
保育園の工事でお世話になった監督さんからです。蓋を開けてびっくり!!!
巨大サイズのスイートポテト。
あまりの巨大さに、ちび山はサイズを測ってしまいました。
長辺が24センチありました。
これまた美味しっ。


さらに韓国のお土産のブラウニー。
しっとりしていて、美味しっ。
パッケージにハングル文字があるのもいい。

 最後は、現在進行中のダンススタジオオーナー様からフルーツタルトの差し入れが。
こちらは写真を撮る前に、いただきいてしまいました。
もぐもぐ。またまた美味しっ。

皆様、本当にありがとうこ゛ざいました。
大変恐縮ですが、昨年ダイエットに成功した所長に代わって、ちび山が大部分を平らげてしまいました。
ご馳走様です。

2012年5月8日火曜日

桐乃坂中央軒

昨年、板橋にオープンした桐乃坂中央軒。
老舗の、中央軒煎餅さんの本店です。
浅香デザイン室が店舗設計を担当しました。
詳しくはこちらをご覧ください。

昨日、久々に所長がお店にお邪魔しました。
前庭の緑がとてもキレイだったそうです。
よかった、よかた。

と言うのは、去年の夏は記録的な猛暑で、植えたばかりの草木はかなり厳しい状況だったのです。ああ、思い出すのも辛い夏。


それでもなんとか夏を越して秋に紅葉。冬に落葉して、そして新緑。

こちらは季節限定の抹茶

よく見ると、下草のクサソテツやホスタも元気そう。

お店は東武東上線『上板橋』駅より徒歩10分です。ぜひ一度、覗いてみてください。

お煎餅も、すごく美味しいですよ。
不肖ちび山は「和の色・白 パルミジャーノチーズ」がおすすめです。

インテリアも見てね(PR)

2012年5月7日月曜日

事務所風景

ゴールデンウィーク終了です。
当事務所も珍しく、カレンダー通りにお休みしました。

5月2日には、現在進行中のダンススタジオの打ち合わせを事務所で行いました。

連休明けには契約、そしていよいよ着工です。
とても良いスタジオになりそうです。





2012年5月1日火曜日

耳鳥斎

  
ゆる~い作風がたまりません

ゴールデンウィーク、カレンダー通りにお休みをいただいております「ちび山」です。

連休中、かなり気になる絵に出合いました。

耳鳥斎(にちょうさい)という、江戸中期の大阪の絵師です。

昨日は、東京都府中市の府中市美術館で「三都画家くらぺ 京、大阪をみて江戸を知る」展を覗いてきましたが、そこで出会ったのがこれ。

タイトルは「地獄図巻」。
鬼が色々なパターンで人間を「おしおき」しているんですけど。これがなんとも癒される。

人間を煙管にしたり、根付にしたり。やりたい放題の鬼。
見てください、この鬼の可愛らしさ。
罰を受けている人間も、どこか達観して和んでる風でしょ。
こんな調子で、楽しい「おしおき」が延々と続くのです。

この人、絵の仕事はもちろんのこと、酒造業や骨董商も営んでいたそうで、そのあたりの経歴が作風に漂っているのかも。

不肖「ちび山」は、恥ずかしながら耳鳥斎の名前は今回初めて知りました。
 「なんでも鑑定団」のおかげで、展示してある丸山応挙やら、狩野探幽の名前はよく知っていたんですけどね。 

この耳鳥斎。調べてみると実はかなり有名な絵師だそうで、平賀源内、宮武骸骨、岡本一平といった奇才たちが、時代を超えて彼の大ファンだったとか。
「ちび山」もなかなかの慧眼ですな。

5月6日までの開催だそうです。
若冲の幻の作品展示もあります。
あれれっ、それ見たっけ?